プログラミング初学者がプログラミングスクールを探す前にやるべきこと

投稿者: | 2019-10-28
Table of Content

これからプログラミングの勉強を始めようと考えている方向けに、プログラミングの学習方法やプログラミングスクール、学習する言語を決める前に、やるべきことを紹介します。

プログラミング学習のゴールを設定する

まず第一に決めるべきことは、プログラミングを勉強してどうなりたいかのゴールを適切に設定することが必要です。

プログラミングを勉強したいと思う理由は人それぞれだと思いますが、概ね以下の3つのいずれかだと思います。

  • プログラミングを学んでエンジニアとして転職したい
  • プログラミングを学んで、現在の業務に活かしたい
  • 教養、スキルアップとして学びたい

これらの目的で勉強を始めようと考えている方向けに、プログラミングスクールを探したり申し込む前にやるべきことを紹介します。

プログラミングを学んでエンジニアとして転職したい

プログラミングを学んで、エンジニアとして転職したいと考えている方は、学習を始める前に、以下の情報を集めましょう。

IT業界に関する情報を集める

エンジニアへの転職を考えた場合、プログラミングに関する技術的なことはスクールや教材で学べますが、IT業界に関することは教材などからはあまり学べません。

転職支援などを行なっているスクールなどでは、質問などができるかもしれませんが、そのスクールが斡旋している会社や分野に情報が偏っていることが多いです。

例えば、IT業界と言っても業態には、大きく分けて以下の3つがあります。

  • 自社製品、サービスを販売・運営している企業
  • 受託開発を主に行う企業
  • SIer,SES系の企業

これらの業態によって、開発でよく使われる技術が異なったり、企業としてのカルチャーも違うので事前によく調べておきましょう。

エンジニアの職種に関する情報を集める

また、エンジニアと一口にいっても

  • フロントエンジニア
    • 主にWEBシステムなどで、画面のUIなどを担当するエンジニア
  • バックエンドエンジニア
    • WEBシステムでのDB処理や集計など主にサーバサイドと呼ばれる部分の構築を担当するエンジニア
  • インフラエンジニア
    • システムが動くインフラ(サーバやミドルウェア)の設定や構築を担当するエンジニア

といった形に職種が別れています。

他にも上記を幅広く担当するフルスタックエンジニアや、エンジニアチームの開発を効率化するためのDevOpsエンジニア、システムにAIを使った機能を組み込むための機械学習エンジニアなどの様々な職種があります。

自分がプログラミングを勉強して、どの職種にどのようなスキルが必要かを事前に調べておき、自分が目指す職種に合わせた勉強の目標を立てるようにしましょう。

上記の情報を集めるために有効な方法

上で紹介したIT業界に関する情報やエンジニアの職種に関する情報を集める上で、以下の2つが有効な方法です。

  • 転職サイトに登録して実際に企業の事業内容や求人を確認する
  • Twitterなどで現役のエンジニアとつながり、働いている人の生の声を聞いて情報収拾する。

実際の求人票をみて、各企業の事業内容や募集している職種から、その会社がどのようなビジネスをしているか、どのようなスキルを持った人を求めているかを調べておきましょう。

TwitterなどのSNSでは、求人サイトの情報からだけでは分からない、実際に働いている人の雰囲気などを聞いてみましょう。

転職サイトに登録する場合におすすめなのは以下のサイトです。

どれもITエンジニアの求人を多く扱っているサイトです。

  • green
    • IT/Web系の求人が多く、企業の情報も充実していておすすめです。
  • 【Tech Stars Agent】

    • IT・WEB・ゲーム業界に特化した転職エージェント、コンサルタントはエンジニア経験者なので、自分のやりたいことをしっかり伝えられると答えてくれます。
  • ワークポート

    • こちらもIT・WEB系の求人を多く扱っている転職エージェント、こちらは比較的未経験可の求人を多めに取り扱っています。

プログラミングを学んで、現在の業務に活かしたい

プログラミングを学んで今の仕事や業務に活かしたいと考えている方は、以下の点をまとめておくと学習の方向性が見えてきます。

  • プログラミングを学んで解決したい仕事や業務の課題はどのようなことか
  • 課題となっている業務に対して、ITでどのように効率化したいか

解決したい問題を明確にしておくと、プログラミングを学んだ時にどのような技術を適用できそうかを考えながら学べるので、効率的に学ぶことができます。

こちらの記事で、目的別におすすめのプログラミング言語も紹介しているので、

効率化したい仕事の内容と照らし合わせて、勉強する言語を考えてみてください。

教養、スキルアップとして学びたい

単に教養やスキルアップとして学びたいと考えている方は、プログラミング学習でのアウトプットを決めましょう。

例えば、

  • WEBサイトを作る
  • アプリを作成する
  • 勉強した内容をブログなどで発信する

と言った形で、どのようなアウトプットを作成するかは決めておきましょう。

アウトプットがあると学習の効率も大幅に上がります。

まとめ

この記事では、これからプログラミングの勉強を始めようと考えている方向けに、学習の目的別に、
事前に調べておくべき情報や明確にすべきことをまとめました。

ただ漠然とプログラミングを勉強するよりも、目的とゴールを明確にしてから学習を進めたほうが効率的に学習ができるので、

プログラミングスクールや教材を決める前に、今回の記事で紹介したことを考えてみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です