WordPressでサイトやブログを運営していて、ログイン出来なくなった場合の対処法を紹介します。
この記事では、「SiteGuard」のプラグインを使っていて、
- ログインページのURLが分からなくなった
- ログインページにアクセスしてもページが見つからないエラーが出る
といった状態に対する対処方法を紹介します。
問題を解決する前提条件として、Wordpressを運用しているサーバにssh接続が可能であることが前提となります。
ログインページが分からなくなった場合の対処方法
SiteGuardでは、ログインページのURLがデフォルトの「http://ホスト名/wp-login.php」から、
「http://ホスト名/login_<5桁の乱数>」に変更されます。
このログインページのURLを忘れてしまった場合は、以下の方法で対処出来ます。
ログインページのURL変更のメールを確認する
SiteGuardのバージョン1.1.0以降では、新しいログインページのURLを管理者にメールでお知らせする機能を実装しています。
メールの件名が、「WordPress: ログインページURLが変更されました」となっているメールを探してみてください。
(迷惑メールフォルダに振り分けられている場合もあるので、そちらも確認してみましょう。)
WordPressのサーバ内の設定を確認する
上記のメールが見つからない場合は、Wordpressを運用しているサーバに、ssh接続して設定を確認します。
WordPressのインストールディレクトリにある .htaccessファイルを探します。
WordPressのインストールディレクトリが分からない場合は、以下の方法で探すことが出来ます。
まずは以下のコマンドを実行して、ルートディレクトリに移動します。
$ cd ~/
ルートディレクトリに移動したら、「.htaccess」ファイルを探します。
以下のコマンドを実行します。
$ sudo find -name .htaccess
見つかった「.htaccess」ファイルの中身を確認します。
$ cat <findコマンドで見つけたパス>/.htaccess
確認すると、以下のようにlogin_xxxxx
となっている箇所が見つかるので、それがログインページのURLになります。
RewriteRule ^login_xxxxx(.*)$ wp-login.php$1 [L]
ログインページのURLにアクセスしてもページが見つからないというエラーがでる場合の対処方法
ここまでの確認方法で、ログインページのURLを確認して、ログインページにアクセスしても
「ページが見つかりません」というエラーがでる場合があります。
その場合の対処方法を紹介します。
SiteGuardプラグインを削除
SiteGuardプラグインを削除すると、デフォルトの「http://ホスト名/wp-login.php」からログインできるようになります。
WordPressのサーバにssh接続して、プラグインを削除します。
プラグインがあるディレクトリに移動します。
プラグインのディレクトリに探し方は、ルートディレクトリで、
$ sudo find -name siteguard
と検索すれば見つかると思います。
見つけたプラグインが入っているディレクトリに移動します。
私の場合は以下のディレクトリにプラグインが入っていました。
cd ./opt/bitnami/apps/wordpress/htdocs/wp-content/plugins
以下のコマンドを実行して、SiteGuardプラグインを削除します。
$ sudo rm -r siteguard
これで、「http://ホスト名/wp-login.php」からログインできるようになります。
まとめ
SiteGuardのプラグインを使っていて、Wordpressにログイン出来なくなった場合の対処方法を紹介しました。
WordPressを運用しているとトラブルが起きることがよくありますが、最終的にはサーバにssh接続できればなんとかなるので、
トラブルが起きてもめげずにググりながら対処しましょう。
この記事がみなさんのお役にたてば幸いです。