インターネットの基礎とその仕組み

投稿者: | 2020-05-24
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インターネットとは

複数のコンピュータを、ケーブルや無線などを使ってつなぎ、お互いに情報をやりとりできるようにした仕組みをネットワークと呼びます。

インターネットは、家や会社、学校などの単位ごとに作られた1つ1つのネットワークが、さらに外のネットワークともつながるようにした仕組みです。外のネットワークと接続するために、ルータと呼ばれる機器や、インターネットサービスプロバイダと呼ばれる通信事業者のサービスを利用します。世界規模でコンピュータ同士を接続した、最も大きいネットワークといえます。

サーバーとクライアント

ネットワーク上で、情報やサービスを他のコンピュータに提供するコンピュータをサーバ、サーバから提供された情報やサービスを利用するコンピュータをクライアントと呼びます。
私たちが普段使うパソコンやスマートフォンなどは、クライアントにあたります。

インターネット上には、メールサーバや Web サーバといった、役割の異なる多数のサーバが設置されています。それらのサーバが、クライアントからの要求に従って、情報を別のサーバに送ったり、持っている情報をクライアントに渡したりすることで、電子メールを送信したり、Web ブラウザでホームページを見たりすることができるようになっているのです。

IP アドレスと DNS

インターネットで、情報の行き先を管理するために利用されているのが、それぞれのコンピュータに割り振られている IP アドレスと呼ばれる情報です。この IP アドレスは、世界中で通用する住所のようなもので、
192.56.4.13のように表記されるのが一般的です。

この IP アドレスは、コンピュータで処理するのには向いていますが、そのままでは人間にとって扱いにくいので、ホームページや電子メールを利用するときには、相手先のコンピュータを特定するために、
一般的に(hackerdemy.comのような)ドメイン名が使われています。

ドメイン名を使用した記述方法では、例えばホームページのアドレスではhackerdemy.comのように指定します。
ネットワーク上には、これらのドメイン名と IP アドレスを変換する機能を持つサーバ(DNS サーバ)があり、ドメイン名を IP アドレスに自動的に変換することで、電子メールの送り先やホームページの接続先を見つける仕組みになっています。

まとめ

この記事では、インターネットの仕組みとサーバーとクライアントの概念、IP アドレスと DNS の概要について説明しました。
普段の WEB 開発で意識することは少ないですが、基本中の基本なので抑えておきましょう。


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