(初心者向け)Rubyの基本文法(変数・演算子)

投稿者: | 2019-09-25
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これからRubyの勉強を始めようと考えているあなたに、Rubyのプログラムの書き方を紹介します。

この記事では、Rubyでの変数の扱い方と演算子の使い方について解説します。

変数

Rubyでは数値や文字列などを全てオブジェクトとして扱います。

作成したオブジェクトに対して、名前を付けることができます。
このオブジェクトに名前をつけた時の名札を変数と言います。

変数の代入

変数にオブジェクトを代入するときは=を使います。

変数名 = オブジェクト

という書式で、左辺の変数にオブジェクトが代入されます。

左辺の変数に別の変数を代入することもできます。

以下のプログラムを書いて実行してみましょう。

var = "Hello"

puts(var)

var = 10

puts(var)

var_2 = var

puts(var_2)

ターミナルには以下のように出力されます。

Hello
10
10

最初に、変数varに文字列「Hello」が代入されて、puts関数でターミナルに表示されます。

次に、変数varに数値「10」が代入されて、puts関数でターミナルに表示されます。

最後に、変数var_2に変数var(10)が代入されて、puts関数でターミナルに表示されます。

変数名の付け方のルール

変数名には英数字と_(アンダーバー)を使うことができますが、先頭に数字を使うことはできません。

以下のプログラムを実行するとエラーになります。

1_var = 5 # 変数名の先頭に数字を使うとエラーになる
puts(1_var)

予約語

プログラミング言語には、予約語というプログラム内で特別な意味を持つものがあります。

予約語は変数として使うことはできません。

Rubyの予約語には以下のようなものがあります。

BEGIN    class    ensure   nil      self     when
END      def      false    not      super    while
alias    defined? for      or       then     yield
and      do       if       redo     true
begin    else     in       rescue   undef
break    elsif    module   retry    unless
case     end      next     return   until

式と演算子

プログラムを組み立てるのに必要となる、式と演算子について説明します。

式とは、リテラルや変数、演算子、メソッドなどを組み合わせたものです。

式を組み合わせたり並べたりして、Rubyのプログラムを作ります。

次に挙げるものは式です。

"Heloo"    # リテラル("Heloo"を返す)
var        # 変数(varの値を返す)
2 * 4      # 演算子式(掛け算の結果8を返す)
a > 0      # 条件式(trueかfalseを返す)
str.length # メソッド呼び出し(メソッドの戻り値を返す)

演算子

式同士で計算や比較を行う時は、演算子を使います。

四則演算と余りの計算のための、演算子は以下の表のものがあります。

演算子 演算の内容
+ a + b 足し算
- a - b 引き算
* a * b 掛け算
/ a / b 割り算
% a / b aをbで割った時の余り

まとめ

この記事では、Rubyでの変数の扱い方と演算子の使い方について解説しました。

この後の記事では、条件分岐や繰り返しなどの処理の制御構文を説明していきます。

以下の講座で体系的に学ぶのもオススメです。

はじめてのRuby on Rails入門-RubyとRailsを基礎から学びWebアプリケーションをネットに公開しよう


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