これからRubyの勉強を始めようと考えているあなたに、Rubyのプログラムの書き方を紹介します。
Rubyの環境構築がまだの方は、こちらの記事で構築方法を紹介していますので、参考にしてください。
Rubyのプログラムの記述方法
Rubyプログラムは、テキストファイルとして記述します。プログラムを記述したり、作成したプログラムを見るためにはテキストエディタを使います。
例として、以下では簡単なプログラムを書き実行してみます。
テキストエディタを開き、
puts("Hello World")
と入力し、hello.rb
という名前でファイルを保存します。(Rubyのプログラムがファイルの拡張子は.rb
で保存します。)
ファイルを保存したら、ターミナルを開き、ファイルを保存したディレクトリに移動して、以下のコマンドを実行します。
ruby hello.rb
ターミナルに以下の文字が表示されれば、プログラムは上手く動いています。
Hello World
コメントの記述方法
プログラムのファイルに記述できるが、プログラムとして実行されないものとしてコメントアウトがあります。
コメントアウトはプログラムを分かりやすくするための補足説明としてプログラムに記述します。
Rubyでのプログラムのコメントアウトは#
を使います。#
以降の部分がコメントになります。
複数行をコメントアウトするときは、=begin =end
で、コメントアウトしたい範囲を囲います。
先ほどのhello.rb
にコメントを追加してみましょう。以下のようにコメントを記述してみてください。
# ここは行全体がコメント
puts("Hello World") # 行の途中からでもコメントにできる
=begin
beginから
endまで囲まれた部分がコメントになる。
=end
上記のプログラムはただコメントを追加しただけなので、実行結果は変わりません。
まとめ
この記事では、Rubyのプログラムの書き方と実行の方法、コメントアウトの方法について、紹介しました。
この後の記事では、具体的なRubyの文法について、紹介していきます。
以下の講座で体系的に学ぶのもオススメです。