(プログラミング初心者向け)Rubyのインストールと環境構築手順

投稿者: | 2019-09-23
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この記事では、rubyの勉強を始めようと考えている方向けに、rbenvを使って、Rubyをインストールする方法を解説します。

環境構築手順

以下で環境構築の手順を説明していきます。
今回環境構築の手順を説明するPCのOSはmac OSになります。

Xcodeのインストール

後述のHomebrewを動かすために、XcodeのCommand Line Toolsが必要なのでXcodeをインストールします。

すでにXcodeをインストール済みの方はこの手順は飛ばしてください。

Xcodeのインストール手順は以下の通りです。

  1. XcodeをApp storeからダウンロード
    ※容量が大きいので、ダウンロードに時間がかかります。

  2. Xcodeインストール方法
    初回起動時に同意を求めれるのでagree(同意)してMacにログインする時のパスワードを入れてインストール。

  3. Command Line Toolsのインストール方法
    ※Xcodeバージョンが6.1以降であれば自動的にインストールされている。

  4. Command Line Toolsがインストールされているかどうかは「Xcode」のメニューから「Preferences…」を選択し「General」のウィンドウで「Locations」をクリック。
    そして「Locations」のウィンドウに表示されている「Command Line Tools」の横にXcodeのバージョンが表示されていればインストールされている。

Homebrewのインストール

パッケージ管理システムのHomebrewをインストールします。

(パッケージ管理システムとは、プログラミングをする上で、必要となる様々なパッケージを、インストールしたりアンインストールしたり出来るシステムです。)

Homebrewをすでにインストールしている方はこの手順は飛ばしてください。

Homebrewのインストール手順は以下の通りです。

  1. Homebrew公式サイトにジャンプ

  2. 「インストール」の欄にあるコマンドをターミナルにコピペして実行します。

  1. インストールが始まるので、終わるまで待ちます。
    Press RETURN to continue or any other key to abortがターミナルに表示されたらエンターを押し、macのパスワードを入力します。

  2. インストールが終わったら、正常にインストールされているか確認します。ターミナルでbrew -vと入力して、以下のようにHomebrewのバージョンが表示されればOKです。

Homebrew 2.1.11-107-g39dabb4
Homebrew/homebrew-core (git revision 8a56b; last commit 2019-09-21)

rbenvのインストール

rbenvは、rubyのバージョンを管理するためのツールです。
こちらをインストールします。

  1. rbenvがインストールされているか確認します。
    ターミナルで、rbenv -vと入力しコマンドを実行します。
rbenv: command not found

上記が出力された場合は、インストールされていないので、Homebrewを使ってインストールします。

  1. brew install rbenv ruby-buildを入力して、rbenvをインストールします。

    インストール後、rbenv -vを実行して

rbenv 1.1.2

のようなバージョンが表示されればOKです。

  1. すでにrbenvがインストールされている場合は、brew upgrade rbenvを実行し、アップデートを行います。

  2. rbenvを使えるようにするため、.bash_profileの設定を行います。

    ターミナルで、以下のコマンドを1行ずつ実行します。

echo 'export PATH="~/.rbenv/shims:/usr/local/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile
source ~/.bash_profile

Rubyのインストール

Rubyをインストールする前に、Rubyの公式サイトで現在の安定板を確認します。
(2019年9月22日時点での安定板は2.6.4)

公式サイトで確認した安定板をインストールします。

rbenv install 2.6.4

インストール後に環境全体に有効なバージョンを設定します。

rbenv global 2.6.4

更新を適用します。

rbenv rehash

Rubyのバージョンを確認して、インストールされているか確認します。

ruby -v

以上で、Rubyの環境構築は完了です。


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